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株式会社カネダイ
沿革

  • 昭和17年4月
    近海トロール船購入、漁業経営に着手する
  • 昭和18年3月
    廻船問屋業を営み、屋号をカネダイと称す
  • 昭和25年08月
    ゼネラル石油㈱特約店として石油販売業を経営する
  • 昭和28年7月
    遠洋鮪延縄漁業を経営する
  • 昭和30年05月
    三宝物産㈱特約店としてプロパンガス販売業を経営する
  • 昭和33年7月
    市内魚市場前通りにSSを建設する
  • 昭和36年10月
    市内弁天町に冷蔵庫を購入し、冷凍冷蔵業を経営する
  • 昭和37年1月
    市内南町に本社社屋を建設する
  • 昭和39年7月
    本吉町日門にガス充填所を建設する
  • 昭和49年9月
    市内川口町に水産加工場を建設する
  • 昭和60年10月
    社是を制定する
  • 平成2年1月
    本吉町日門に大谷食品工場を建設する
  • 平成2年2月
    中国山東省烟台市にてカニ加工を開始する
  • 平成9年9月
    社名を『株式会社カネダイ』とする
  • 平成11年08月
    中国山東省烟台市に独資会社烟台福宝食品有限公司を設立する
  • 平成13年10月
    川口工場でHACCP認定を受ける
  • 平成14年2月
    『生たらばせいろ蒸し』が農林水産大臣賞を受賞する
  • 平成15年10月
    七十七ビジネス大賞を受賞する
  • 平成18年4月
    市内浜町に鹿折工場を建設する
  • 平成20年9月
    川口工場でISO22000認証を受ける
  • 平成20年12月
    『さんま甘酢しめ北限のゆず入り』が日本農林漁業振興会会長賞を受賞する
  • 平成23年3月
    東日本大震災により事務所・工場が壊滅的な被害を受ける
  • 平成23年3月
    市内三日町にて業務を再開する
  • 平成23年11月
    ガス充填所を再建し充填作業を再開する
  • 平成23年11月
    復興屋台村気仙沼横丁にて『かに物語』オープンする
  • 平成24年7月
    市内東中才に水産加工施設『東中才センター』を建設する
  • 平成26年7月
    海の市に『かに物語』オープンする
  • 平成29年3月
    市内川口町に新本社工場を建設し、業務を開始する
  • 平成29年10月
    市内川口町に新石油ガス事務所を建設し、業務を開始する
  • 令和2年7月
    東京都中央区築地に東京営業所を開設する
  • 令和4年1月
    遠洋鮪延縄船『第1漁吉丸』就航

株式会社カネダイの歴史を
ご紹介します。

1900【創業期】

カネダイ創業者 佐藤正二は八戸から第三宝生丸を購入し近海底引き漁業に着手。カネダイの歴史が始まった。

1900

廻来船問屋を開始し、カネダイ佐藤商店を創業。屋号の由来は、大工が使う曲尺から「カネ」。
「堅実にしっかりと仕事をやりとげる」という企業姿勢を象徴している。ダイには「大きく」「大らかに」「未来へ向けて」との思いが込められている。時は太平洋戦争の真っただ中。人員、物資、燃料等あらゆるものが不足し、最悪な経営環境の中、何とか事業を続けた。

1900

昭和20年、終戦を迎えたカネダイは漁船2隻を購入し新漁場を開拓。昭和25年にはゼネラル物産特約店として石油事業を開始し、その後プロパンガス販売、ガソリンスタンド運営を展開。

昭和28遠洋鮪延縄漁業を開始。昭和36年には冷凍冷蔵業を開始し、現在の4事業体制が始まった。

1900【アフリカ大陸への挑戦】

気仙沼の3社合同で「海洋漁業(のちの海商)」を設立し、モザンビークでのカニ操業を開始。

未知のアフリカ大陸での事業は困難を極め、2度のオイルショックにも見舞われた。1978年には社船"海洋丸NO.1"がスケルトンコーストで座礁し、船員は無事だったものの船体は放棄。この船は今も残り、観光名所になっている。

魚種及び漁場の変更を重ねながら事業の継続を図ること約10年、遂にナミビア共和国においてアフリカ域でのカニ漁業の安定化を成し遂げた。

現在はウォルビスベイ港を基地として"カベケカタミラ号"が操業中。現地パートナー法人を通じてナミビア共和国での雇用創出や社会貢献を継続している。

1900【中国進出】

現会長佐藤亮輔が社長就任。当時カネダイ冷凍部では、川口町、大谷の工場で魚製品の他、カニ、エビのむき身加工を開始していた(世界初、冷凍カニむき身の機械化)。

1900

中国に進出。山東省烟台市にて合弁会社を設立し、カニ加工を開始した。

1900

社名を『株式会社カネダイ』とし、冷凍部を「水産食品部」に名称を変更

1900

中国烟台市に独資会社「烟台福宝食品有限公司」を設立。高度衛生管理を備えた最大800人規模の工場運営を開始した。

現在は水産食品事業部の中心的な製造拠点と共に、中国国内販売、海外輸出の拠点となっている。

1900【震災】

3月11日、東日本大震災が発生。カネダイも市内にあった施設15か所すべてが壊滅的被害を受けた。

3月15日、各避難所を回り、社員の無事を確認するところから活動を開始。

3月21日、市内ビルを仮事務所とし、事業を再始動した。

社員は自社のドロ掻き、ガレキ掃除をはじめ、様々な市内復興作業にも参加。

ガス部、石油部は市内のライフラインを守るべく奔走した。

1900【新ブランドの誕生】

11月復興屋台村気仙沼横丁にてカネダイ初のBtoCブランド、まるずわいがに専門店『かに物語』がオープンした。

1900

3月。長野県内の催事に初出店。以後、屋台、マルシェ、キッチンカー等各種イベントに参加。

10月テレビショッピングデビュー。3000セットの商品が10分で完売した。

1900

〈かに物語〉海の市店オープン

現在、各種メディアでの評価を頂くとともに、全国の百貨店催事に通年出展中。たくさんのお得意様にお買い上げ頂いている。

1900【社屋の再建】

新社屋工場、総合エネルギー事業部事務所を建設。

1900【新船建造】

カネダイとして34年ぶりとなる新船、第一漁吉丸建造。

第八漁吉丸との2隻体制となり、揃ってインド洋で操業中。

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